住宅ローンについて
 
「マイホーム購入時の頭金っていくらくらい必要なの?」
「ローンの金利タイプは、変動金利がいいの?固定金利がいいの?」

 借り換えと繰上げ返済について
 
「今の住宅ローンを借り換えて有利になる場合ってどんな時?」
「繰上げ返済は期間短縮と返済額軽減のどちらがお得?」


 あなたは賃貸派、それとも持ち家派
 
「賃貸と持家、それぞれのメリット・デメリットは?」
「一生涯に支払う住居費が高いのはどっち?」
   







分譲マンションや建売住宅の折込チラシなどを見ていると、「家賃より安い返済額で自宅が購入・・・」という文言が入った広告を良く見かけます。
確かに、月々の返済予定額を見ると、今払っている家賃より安い・・・ しかし、目先の低金利で住宅ローンを選ばないようにしてください。
一生涯で一番高価な買物です。慎重に考えましょう。
数千万円という大金を金融機関から借りるのですから! くれぐれも業者の甘い言葉に誘われた衝動買いはやめましょう。
長期にわたって支払う住宅ローンです。ローンの商品選びや借り入れ先は慎重に慎重を重ね、色々なシミュレーションをしてみましょう。
では、住宅を購入する際には、何を考えなければならないのでしょうか? それは「いくら借りられるかではなく、いくら返せるか」です。
住宅ローン商品の選定をする前には、自分の人生で『どれだけの返済が可能なのか』をしっかりと見極める必要があります。また、もう既に住宅ローンを返済中の方も、安易に低金利商品へ借り換えたり、まとまった資金が出来たからと将来の出費を考えず繰上げ返済を急いだりしないようにしてください。ご自身のライフプランをしっかりと見据えた返済計画を立てましょう!
FPは、皆さまのニーズや将来をしっかりとヒアリングした上で、適切な住宅ローン商品やプランを提案してくれます。



頭金を多く準備することが究極の「繰上げ返済」です。出来るだけ頑張って頭金を準備しましょう。

変動金利は固定金利に比べ、将来の計画が立てにくくなります。ご夫婦の収入を考えて総合的な商品選びを心がけましょう。
繰上げ返済をして支払利息を減らすことばかり考えず、子どもの学費や車の車検等、将来確定している支出にも備えましょう。
「定期借地権」や「未払い利息」などの専門用語をわかりやすくご説明します。
安心してマイホームを購入できるよう、無理のない「返済額」、無理のない「借入額」を具体的にシミュレーションしてみましょう。
                                                           ※アドバイスのほんの一例です。



一口に住宅ローンといっても種類は様々です。
フラット35のように長期固定金利を特徴とするものから、銀行やJAが出している変動金利や固定金利、固定金利期間選択型など。
それぞれのメリット・デメリットを理解したうえで商品を選択するようにしましょう。 平成20年フラット35利用者の全国平均購入価格は
戸建建売住宅で3,550万円、新築マンションで3,593万円、中古物件で2,400~2,500万円となっております。
購入時期は世帯主平均年齢が新築戸建で36~38歳、新築マンションで39~41歳、中古物件では39~41歳が平均的に多いようです。







どの物件においても概ね頭金を2割前後積み立てているといえます。ローンの利用額は購入価格の7~8割程度が妥当といえるでしょう。
ここで気になるのが、年収に対する返済額の割合「返済負担率」です。
一部地域と物件種別によっては25%を超えている世帯もあるようですが、あまり無理な返済計画は立てず25%以内に収まるようにしましょう。